Photoshopで柄、模様入りの服を描く方法


突然ですがチュートリアル的なことを記したいと思います。
Photoshopで柄、模様入りの服を描く方法
を、ご紹介します。(※サンプル画像のバージョンはPhotoshop CS 5.5)

①元イラストです。
色分けのためざっくりパーツを塗りつぶした状態です。

今回はこの女の子のピンクのスカート部分に模様を乗せたいと思います。
このとき模様を乗せたい部分は一色でべた塗りした状態が望ましいです。

②ツールバーから『選択ツール』を選びます。※矢印参照


③メニューバーの設定をいじります。
英語版でわかりづらいですがTolerance=『許容値』のことですね。
選択する色の類似色をどのくらいの範囲まで許容するかの指定です。
(※“1”が一番狭い範囲での指定数値、“100”とすればかなり広範囲で類似色が選ばれます。)

今回は厳密にスカート部分のピンクだけを選択したいので“1”とします。

④選択ツールでスカートの上をワンクリックして、上の画像は点線部分が選択されている範囲です。
この状態で上部メニューバーから[レイヤー]>[新規]>[選択範囲から新規にレイヤー作成]
を選びスカート部分だけ抽出します。
上記操作はショートカットでMacは⌘+J、WinはCtrl+Jでもできます。

このとき選択したい元レイヤーがアクティブ状態(レイヤーパネル内で青く反転してるところ)で
あることを必ずお忘れなく。

⑤スカート部分が抽出された状態です。(わかりやすいよう他のレイヤーは非表示にしてあります)

さて、ここでスカート部分のレイヤーパネル上で右クリックもしくはダブルクリックをして、
レイヤースタイルメニューを呼び出します。
矢印部分の[パターンオーバーレイ]を選択します。



⑥[パターンオーバーレイ]のメニュー画面です。
四角の中に表示されているのが現在のパターンとなります。
別のパターンに変えたい場合矢印のあたりを
クリックします。



⑦他のパターンが表示されます。さらにパターン表示ボックスの右の丸囲み矢印をクリックすると、
インストールされている他のパターンセットに切り替えも可能です。
今回は黄色のギザギザ模様を選びます。

⑧選択OKとすると...スカート部分に柄模様がはいりました!



↓その他描画モードの調節で色々な風合いを出すことができます。
例:レイヤースタイルで描画モードを[乗算](Multiply)にした場合以下のようになります。↓


このように描画モードを変えたり、あるいは透過率を変えたりでまた違った雰囲気を出すことができるのです。

以上、Photoshopで柄入り模様入りの服を描く方法でしたー。


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